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Kanpō (官報) · 19 Oct 2026 · 1 vistas

中国地方整備局が福山道路地頭分第3高架橋鋼上部工事を一般競争入札に付す

Por FactBox Admin

中国地方整備局が福山道路地頭分第3高架橋鋼上部工事を一般競争入札に付す

中国地方整備局は令和8年10月19日付の官報(号外政府調達)に建設工事の入札公告を掲載し、広島県福山市瀬戸町地頭分地内で進める福山道路の「令和8年度福山道路地頭分第3高架橋鋼上部工事」を一般競争入札に付すと発表した。入札書の提出期限は令和8年12月10日14時00分。支出負担行為担当官は中国地方整備局長の山本大志氏が務める。

公告は、予算決算及び会計令第70条の規定に該当しない者を競争参加資格の基本とし、価格以外の要素と価格を総合的に評価して落札者を決定する総合評価落札方式を採用する。方式は技術提案評価型(SⅡ型)のうち施工体制確認型で、下請けの技術者・技能者を工事実施地域外から広域的に確保せざるを得ない場合の施工体制を審査・評価する。

契約面では国庫債務負担行為に基づき、支払限度額を当初「0」等と設定したうえで、補正予算の措置に応じて前倒しの前金払・既済部分払を可能とする「事業加速円滑化国債」を採用する。本件は2件の工事を一括審査方式の対象とし、技術資料(技術提案を含む)の提出を1つのみとする試行工事でもある。

鋼5径間連続少数鈑桁橋を工場製作320.2トンで発注

公告が示した工事概要は次のとおり。

  • 工事名:令和8年度福山道路地頭分第3高架橋鋼上部工事(電子入札対象案件・電子契約対象案件)
  • 工事場所:広島県福山市瀬戸町地頭分地内
  • 工事延長:L=225m
  • 対象構造物:地頭分第3高架橋鋼上部(P12〜A2)、鋼5径間連続少数鈑桁橋、L=205m(40.200m+41.000m+41.000m+41.000m+40.200m)
  • 工場製作工・工場製品輸送工:各320.2t
  • 橋梁上部、鋼橋架設工、橋梁現場塗装工、床版工、橋梁付属物工、鋼橋足場等設置工、仮設工:各1式
  • 使用する主要な資機材:鋼材(棒鋼)約100トン、鋼材(棒鋼除く)約200トン

全体工期は令和11年7月末までで余裕期間を設定

全体工期は契約締結日の翌日から令和11年7月31日まで。ただし令和9年4月1日(工事開始期限日)までを工期の始期とすることができる。受注者は契約締結までの間に別記様式37により工期の始期と終期を通知し、余裕期間内は主任技術者または監理技術者の配置を要しない。ただし資材の搬入や仮設物の設置など着工行為は行えず、準備は受注者の責で行う。

低入札調査や若手技術者育成など多数の試行措置を併用

本工事には、品質確保と担い手確保を目的とした複数の試行措置が重ねて適用される。

  • 予定価格1億円以上の低入札価格調査制度対象工事として、現場へのモニターカメラ設置と不可視部分の施工ビデオ提出を求める
  • 契約後VE方式、総価契約単価合意方式、歩掛見積の提出と競争参加資格有り通知企業への公表、見積参考資料の一部単価公表
  • BIM/CIM適用工事(発注者指定型)、熱中症対策に資する現場管理費の補正
  • 若手技術者育成型総合評価落札方式:満40歳以下の専任補助者の配置を認め、契約後に主任(監理)技術者へ起用可能
  • 賃上げ実施企業への総合評価加点、生産性向上チャレンジ、工事工程表・施工条件明示確認リストの開示
  • 建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律(平成12年法律第104号)に基づく分別解体等・再資源化の義務付け

一括審査の相手方は「令和8年度福山道路地頭分第1高架橋鋼第2上部工事」で、公告は本件(A工事)のもの。電子入札システムでは2件が別々に案件登録されるため、複数工事への参加を希望する場合は工事ごとに申請書等の提出と入札が必要だが、希望工事のみへの申請も認められる。

鋼上部を工場製作から輸送、架設、現場塗装、床版、付属物、足場・仮設まで一括で発注する形態となり、鋼材約300トン規模の製作・輸送需要が鋼構造物メーカーと地域の建設業者に及ぶ。12月10日の期限に向け、参加を検討する企業は施工体制や技術提案、歩掛見積の準備を迫られる。

出典:官報(号外政府調達)令和8年10月19日付、入札公告(建設工事)、調達機関番号020・所在地番号34、支出負担行為担当官 中国地方整備局長 山本大志。