Kanpō (官報) · 28 Sep 2026 · 10 vistas
東北地方整備局が鳥海ダム付替道路の四号橋上部工で一般競争入札を公告
Por FactBox Admin

東北地方整備局は令和8年9月28日、秋田県由利本荘市の鳥海ダム市道付替百宅線4号橋上部工工事について、特定建設工事共同企業体としての競争参加資格に関する公示を官報の号外政府調達に掲載した。同日付けで支出負担行為担当官東北地方整備局長から入札公告(建設工事)が出されており、同工事は電子入札対象案件および電子契約対象案件として一般競争入札に付される。公示を発したのは東北地方整備局長小島優で、調達機関番号は020、所在地番号は04。
ダム付替道路に架ける橋梁、工期は令和12年8月まで
工事の対象は、鳥海ダム建設に伴い付替える市道百宅線に架ける四号橋の上部工で、プレストレスト・コンクリート橋の新設工事となる。公告に示された内容は次のとおり。
- 工事名:鳥海ダム市道付替百宅線4号橋上部工工事(電子入札対象案件及び電子契約対象案件)
- 工事場所:秋田県由利本荘市鳥海町百宅 地内
- 工事内容:工場製作工1式、PC片持箱桁橋工(橋長L=320.5メートル)、橋梁付属物工1式、橋梁下部工6基
- 工期:契約締結日の翌日から令和12年8月19日まで(工事完成期限)。ただし令和9年4月1日までに工事の始期を設定すること
最大支間長55メートル以上など同一橋梁での実績を要求
競争参加者には、PC橋上部工工事について次の要件をすべて満たす施工実績が求められる。要件は同一の橋梁での実績であることが条件となる。
- 道路橋(A活荷重以上)または鉄道橋(モノレール及び新交通を除く)であること
- 橋梁形式がラーメンまたは連続箱桁形式のPC橋の新設工事であること
- 最大支間長が55メートル以上であること
- 架設工法が固定支保工以外の架設工法であること
- 施工実績が適切なものであること
あわせて、建設業法(昭和24年法律第100号)の土木工事業の許可を有しての営業年数が5年以上であること、東北地方整備局(港湾空港関係を除く)におけるプレストレスト・コンクリート工事に係る令和7・8年度一般競争参加資格の認定を受けていることなどが条件となる。技術者については、1級土木施工管理技士またはこれと同等以上の資格を有する主任技術者・監理技術者を配置できることが求められる。
共同企業体は3社以内、申請受付は10月26日まで
今回の公示は、特定建設工事共同企業体としての競争参加資格を得ようとする者の申請方法等を定めたもの。構成と手続きの要点は次のとおり。
- 構成は3社以内の組み合わせとし、経常建設共同企業体を構成員とすることはできない
- すべての構成員が均等割の10分の6以上の出資比率であること
- 代表者は構成員の中で最大の施工能力を有し、出資比率が構成員中最大である者とする
- 協定書は「建設工事共同企業体の事務取扱いについて」(昭和53年11月1日付け建設省計振第69号)の別添「特定建設工事共同企業体協定書(甲)」による
- 企業体の名称は「鳥海ダム市道付替百宅線4号橋上部工工事〇〇・〇〇特定建設工事共同企業体」とする
- 申請の時期は令和8年9月28日から令和8年10月26日まで(土曜日、日曜日、休日を除く)
- 申請書は東北地方整備局ホームページから入手し、原則として電子メールで提出する
- 提出先は宮城県仙台市青葉区本町3丁目3番1号仙台合同庁舎B棟の東北地方整備局総務部契約課工事契約調整係
- 資格の有効期間は認定の日から本工事の完成する日まで
申請期限の翌日以降も随時申請を受け付けるが、開札の時までに審査が終了せず競争に参加できないことがあるとされている。一般競争参加資格の認定を受けていない者を構成員に含む企業体も申請できるが、その場合は同認定を受ける必要がある。
大型橋梁工事の受注機会、地域建設業者に影響
橋長320メートル級のPC片持箱桁橋を架ける今回の工事は、最大支間長55メートル以上の実績を要する大型公共工事であり、東北地方の建設業者にとって受注機会となる。申請期間は約1か月と短く、実績要件を満たす企業は共同企業体の組成を急ぐ必要がある。
出典:官報(号外政府調達)令和8年9月28日、東北地方整備局「競争参加者の資格に関する公示」(鳥海ダム市道付替百宅線4号橋上部工工事に係る特定建設工事共同企業体としての競争参加者の資格)、調達機関番号020・所在地番号04、東北地方整備局長 小島優。